開花宣言前に発見

出勤前に昨夜見かけた四ッ谷・外濠公園の桜をパシャリ。 昨夜の帰り道、ほころびかけたつぼみを眺めていたら、 2輪ほど咲いているやつがあったのだ。 さわやかな朝陽のもと、あらためて見てみると、喜びもまたひとしお。 と思っていたら、どうも東京の開花…

新千歳空港で「アボカド鮭イクラ丼」

1泊2日の慌ただしい北海道出張。 前夜は地場産にこだわり、ホッキ貝 の刺し身とバター焼きに、 厚岸産の牡蠣で軽く舌鼓を打った。 ちなみに厚岸の牡蠣は小ぶりだが、濃厚なお味がたまらない。 牡蠣好きには、外すことのできない逸品かと思う。 しかし、こ…

スコット・スミス「ルインズ −廃虚の奥へ」

「ルインズ〈上〉―廃墟の奥へ (扶桑社ミステリー)」「ルインズ〈下〉―廃墟の奥へ (扶桑社ミステリー)」 「シンプル・プラン (扶桑社ミステリー)」のスコット・スミスが、 13年ぶりの沈黙を破る最新作は、戦慄のホラー・サスペンス。 メキシコ・カンクンを…

歌舞伎町・新宿アカデミーで前夜祭「ノーカントリー」

“世の中は計算違いで回る” 作品賞、監督賞、脚色賞、助演女優賞と、 4部門を受賞した、ことしのアカデミー賞最大の話題作。 オスカー受賞監督は「ビッグ・リボウスキ」、「ファーゴ」のジョエル&イーサン・コーエン。 「すべての美しい馬」のコーマック・…

新宿武蔵野劇場で「ダージリン急行」

“あした、僕たちはどこにいるんだろう... 心が離れた3兄弟の じんわりしみるスピリチュアル・ジャーニー!” 「ライフ・アクアティック」、 「ザ・ロイヤル・テネンバウムズ」のヴェス・アンダーソン最新作。 インドを駆ける「ダージリン急行」を舞台に、 ヘ…

新宿バルト9で「スルース」

“男の嫉妬は世界を滅ぼす。” ローレンス・オリヴィエとマイケル・ケインの 1972年作品、「探偵<スルース>」を、 マイケル・ケイン&ジュード・ロウでリメイク。 妻を寝取られた老推理作家ワイクと、 浮気相手の美容師マイロの策謀に満ちた心理戦を描く…

石持浅海「扉は閉ざされたまま (祥伝社文庫)」

2005年の「このミス」国内編2位の話題作が文庫化。 「刑事コロンボ」よろしく、犯人や殺人方法が始めから提示される、 ホワイダニットおよび、どうミステリーが解決されるかを楽しむ本格ミステリ。 大学時代のサークル仲間が、成城のお屋敷を改装したホ…

奥武島「奥武島海産物食堂」

南部・奥武島にちょっと足を伸ばしてみる。 ちなみに名護や久米島、慶良間にもあるそうで、 かつては死者を弔い、崇められた島だったりするらしい。 「手ごろに離島気分」がウリだそうだが、 まあそこまでグイグイと迫ってくるような感じはなし。 橋を渡り、…

那覇おもろまち・シネマQで「バンテージ・ポイント」

“目を凝らせ――。” 1発の凶弾、8つの視点。 大統領暗殺を異なる視点から繰り返し描くサスペンス。 主演は「インナースペース」、「オーロラの彼方に」のデニス・クエイド。 共演に「ラストキング・オブ・スコットランド」のオスカー俳優、フォレスト・ウィ…

東風平町の「世名」で山羊三昧

東風平と書いて、“こちんだ”と読む、沖縄南部の小さな町。 「山羊づくし 世名」 は、その町の小さな道沿いにある。 前回来たのは5年前。 沖縄ではヒージャーとも呼ばれる山羊を、 何と“握り”で食べさせてくれることでも有名なお店だ。 とはいえ、沖縄で山羊…

沖縄は那覇おもろまち・シネマQで「ジャンパー」

“行き先、無制限” 自由に瞬間移動できる“ジャンパー”を主人公にした、 スティーヴン・グールドの同名原作を、 「ボーン・アイデンティティー」、「Mr.&Mrs. スミス」のダグ・リーマン監督が映像化。 主演はスター・ウォーズのアナキンことヘイデン・クルイス…

沖縄は那覇おもろまち・シネマQで「ライラの冒険/黄金の羅針盤」

“その針は教えてくれる。” フィリップ・プルマンのベストセラー・ファンタジー、 「ライラの冒険」シリーズの映画化第1弾。 ニコール・キッドマンに、「007」のダニエル・クレイグ、 「ドリーマーズ」のエヴァ・グリーンや、 「ゴーストライダー」、「ハ…

新宿テアトル・タイムズスクエアで「ペネロピ」

“好きになりたい。 豚の鼻を持って生まれてきた私は 夢見ていた──恋することを。” 「ウォーク・ザ・ライン/君につづく道」、 「キューティ・ブロンド」のリース・ウィザースプーン製作、 「モンスター」、「アダムス・ファミリー」の、 クリスティーナ・リ…

飯田橋ギンレイホールで「エンジェル」

“わたしが書いた甘い人生に、 運命がしかけたビターな罠” 「焼け石に水」、「8人の女たち」の、 フランソワ・オゾンが挑む初の全編英語作品。 主演は「ダンシング・ハバナ」、 「つぐない」のロモーラ・ガライ。 共演に「オーメン/最後の闘争」、「ピアノ…

WOWOWで「第80回アカデミー賞授賞式」

オスカー・ナイト!である。 ま、日本は朝なのだが… 脚本家組合のストで授賞式開催が危ぶまれたが、 何とか中止は回避できて、めでたしめでたし。 (実際はどうなのか、微妙な感もあるが…) 80周年の記念ということもあり、 過去のVTRをたっぷりと使っ…

新中野のジャズバー「いぶき」で朗読劇「fake」

“記憶は、嘘をつく” MIDORI presents 『読むドラマ』vol.1「fake フェイク」は、 元フジテレビアナウンサー、松井みどりのプロデュース、主演による朗読劇。 共演はキム木村。 ウッド・ベースとのコラボレーションでおくる新しい試み。 脚本は「ZIPANGU Stag…

新宿バルト9で「マゴリアムおじさんの不思議なおもちゃ屋」

“ようこそ、誰も見たことのない 世界初の映像ワンダーランドへ!” 「レオン」、そして「スター・ウォーズ」のアミダラ姫ことナタリー・ポートマン、 「レインマン」の名優ダスティン・ホフマン主演の、 魔法のおもちゃ屋を舞台にした、ファンタジー・コメデ…

小石川後楽園で梅まつり

春も近づいてきたな、ということで、ややご近所で梅見物。 梅まつりが開催中の小石川後楽園へ向かう。 飯田橋からてれてれと歩いて約10分。 後楽園駅のすぐ横、東京ドームとドームホテルがすぐそこにあるのに、 なぜか入り口は飯田橋側、というのがなかな…

渋谷・ユーロスペースで「ファーストフード・ネイション」

ファーストフード業界の裏側を暴くとともに、 グローバリゼーションがもたらした弊害を告発し、 世界に衝撃を与えた、エリック・シュローサーの原作ノンフィクション、 「ファストフードが世界を食いつくす」を、 「スクール・オブ・ロック」、「ビフォア・…

シネセゾン渋谷で「人のセックスを笑うな」

“恋におちる。世界がかわる。 19歳のボクと39歳のユリのいかれた冬の物語。” 山崎ナオコーラの文藝賞受賞作「人のセックスを笑うな (河出文庫)」を、 「犬猫」の井口奈巳が映画化。 劇場には女性が長蛇の列、次々と拡大公開の話題作だ。 主演は「腑抜けども…

恵比寿ガーデンシネマで「君のためなら千回でも」

“この誓いは今、 君に届くだろうか。” カーレド・ホッセイニによるベストセラー原作を、 「チョコレート」、「ネバーランド」のマーク・フォースターが映画化。 脚本は「25時」、「トロイ」のデヴィッド・ベニオフ。 撮影はフォースター作品すべてを手がけ…

新宿武蔵野館で「ジェシー・ジェームズの暗殺」

“あこがれて こがれて、心がつぶれた。” 南北戦争後のアメリカ中西部で義賊として大衆の人気を集めた、 伝説のガンマン、そして無法者のジェシー・ジェームズと、 そのジェシー・ジェームズを裏切り、射殺した卑怯者ロバート・フォードの物語。 主演は、原作…

渋谷Q−AXシネマで「フローズン・タイム」

“時間が止まった世界。 ボクの恋は加速する。” ファッション誌「VOGUE」などで活躍するフォトグラファー、 ショーン・エリスがアカデミー短編実写賞を受賞した作品を、 長編として再構成した、お洒落なロマンチック・コメディ。 主演は「ハリー・ポッターと…

新宿バルト9で「アメリカン・ギャングスター」

デンゼル・ワシントン×ラッセル・クロウ。 1970年代のNY、NJを舞台に、 黒人ながらイタリアン・マフィアをしのぐ帝国を作りあげた伝説のギャングと、 汚職にまみれた警察で孤立しながらも、組織を追い詰める刑事の対決を、 2大オスカー俳優共演で描…

楽天地シネマズ錦糸町で「28週後…」

圧倒的なスピード感と臨場感、そして、 英国ならではのペシミスティックなリアリズムで、 強烈な印象を残したホラー、「28日後…」の続編。 前作でメガホンを取ったダニー・ボイルと、 脚本を手掛けたアレックス・ガーランドが製作を総指揮、 「10億分の…

マーク・オブマシック「ザ・ビッグイヤー 世界最大のバードウォッチング競技会に挑む男と鳥の狂詩曲」

“バカか?偉業か?” 米大リーグでマーク・マグワイアとサミー・ソーサの、 HR競争“チェイス・マリス”に全米が沸いた1998年。 探鳥界も、とんでもない大記録樹立に沸き返っていた― いわゆるバードウォッチングをもっと熱烈にした、“探鳥”。 希少種を追…

長野グランドシネマズで「アース」(日本語吹き替え版)

“地球、公開” 英国BBCが、海洋ドキュメンタリーの傑作「ディープ・ブルー」に続いて送り出す、 圧倒的スケールのネイチャー・ドキュメンタリー。 NHKで放送された「プラネットアース」を再構成し、 環境保護を訴えつつ、まとめ上げた“かつてない命の旅…

新宿武蔵野館で「Mr.ビーン カンヌで大迷惑?! 」

ローワン・アトキンソンによる人気TVシリーズ、 「ミスター・ビーン」の映画化第2弾。 こんどは南仏カンヌへのバカンスに出かけたビーンが、 行く先々でお馴染みのとんでもない騒動を巻き起こす。 前作「ビーン」は、ビーンがしゃべってしまったり、ストー…

TOHOシネマズ錦糸町で「スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師」

?いらっしゃいませ。 そして、永遠にさようなら。? ジョニー・デップの主演男優賞など、 アカデミー賞3部門ノミネートでも話題の、 「スリーピー・ホロウ」のティム・バートン最新作。 悪魔の理髪師と、人肉を材料にしたパイという、 ロンドンのフリート街…

西麻布はキャーブ・ド・ひらまつで「いちごづくしメニュー」

新装なったラ・レゼルヴのキャーブ・ド・ひらまつで、 いちごメニューをいただく。 “パリの春の朝市の薫り”だそうだ。 茨城のモアーク農場から取り寄せた、 モアークいちごを使ったコースと聞いただけで、もう唾液が止まらなくなる。 まずは食前酒。 ベタだ…