2004-10-01から1ヶ月間の記事一覧

品川・イタリアン「ダノイ・アルトリ」

おひさ、の品川ランチシリーズ。 きょうも待機仕事、待ち時間つぶすのも大変なもので、 ゆっくりたべるのが権利というより、なぜか義務になってる。 で「trattoria Da Noi Altri」(ダノイ・アルトリ)に行ってみる。 http://www.hanako-…

絲山秋子「袋小路の男」

待ちに待ってた絲山秋子の新作。 っていったって、ちょっと前に「海の仙人」読んだんだけどね。 http://d.hatena.ne.jp/mike-cat/20040903 僕的にはお気に入りランキング急上昇中。 マイフェイバリットの平安寿子、藤野千夜、川上弘美と肩を並べつつある。 …

森奈津子「姫百合たちの放課後 (Book of dreams)」

この人の小説は〝官能百合コメディ〟に属するんだろうか。 比較的分類が微妙かもしれない。 いわゆるゲイのセクシュアリティの人向けに見られがちだ。 著者自体はバイセクシュアルを公言している、 というか、著者あとがきにも書いている。 ちなみにきょうの…

また、iPodがモデルチェンジ

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0410/27/news019.html ヨコベン調で「や〜め〜て〜」って感じだ。欲しくなるじゃないか。 まずは写真で出してるU2コラボのブラック&レッドモデル(サイン付き)。 すごいぞ!! あの白いのもいいかげん飽きてきた…

山崎ナオコーラ「人のセックスを笑うな (河出文庫)」白岩玄「野ブタ。をプロデュース」

第41回文藝賞受賞作掲載の「文藝 2014年冬季号」。 表紙、俵万智。 微妙だな、どうしてもあのブームの頃の悪いイメージが抜けない。 短歌そのものに、あまり縁がないのもあるけど、 俵万智の短歌、いくつか読んでみたけど「ふうん」以上のものが感じられな…

アンドレイ・クルコフ「ペンギンの憂鬱」

ペンギンの憂鬱 (新潮クレスト・ブックス)作者: アンドレイ・クルコフ,沼野恭子出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2004/09/29メディア: ペーパーバック購入: 2人 クリック: 68回この商品を含むブログ (163件) を見る書きたいのに書けない、売れない小説家ヴィ…

新宿松竹会館で「スクービー・ドゥー2/モンスターパニック 」

これまでのモンスター退治の偉業を讃えるべく、 クールソニアン博物館に特別展示されることになったミステリー社。 だが、そのお披露目の席が、モンスターの登場でメッチャクチャ。 シャギーとスクービーの失態に、意地悪な報道リポーターの登場で ミステリ…

渋谷シアターイメージフォーラムで「靴に恋して」

だまされた… 一面に靴が並んだ、おっしゃれなポスター。キャッチコピーも 「シャルル・ジョルダン、グッチ、シャネルなど最高級の超ゴージャスな靴が300足登場! 全世界の女性たちの心を深く揺り動かした、愛の賛歌」。 ウソばっか。ことし有数のトホホ映…

東京駅oazo「古奈屋」

朝の出発だったもんで、 香港に関しては特別書くことないんだが、帰ってきたのでとりあえず書く。 というか、3日分全部、帰ってきてから書いてるんだが… それにしても、ホントに帰ってきただけだな。 ああ、そうだ。帰りは東京駅横のoazoの「古奈屋」で…

前日までの不安も何のその、3日目朝から食欲は尽きることがない。

というか、blogまとまりがないぞ。 読んでくれてる人、本当にありがとうございます。すみません、構成力に欠けていて。 お詫びといってはなんですが、甘味に食らいつくところ、 思いっきりヘンな顔して写真撮ってみました。 いや、ホントに卑しい顔で写って…

2日目初っぱなは油麻地の「倫敦大酒樓」にてワゴンの飲茶。

おばちゃんたちが、笑顔でワゴンを押しながらメニューを読み上げる。 当然、全っ然わからないので、見せてもらいながら注文する。 が、英語の説明、微妙にいいかげん。 けっこうドキドキしながらの食事となる。ま、それも一興だけど。 かにみそシューマイ、…

「香港甘味の旅、3泊4日」から帰国する。

文字通り、甘味をただただ貪り続けた。 連れと二人でガツガツ、ガツガツ、まさに「ブタ夫さんとブタ子さん」状態。 摂取した総カロリー、とても怖くて計算できないかも。 一カ月続ければ、間違いなく甘味版「スーパーサイズ・ミー」だ。 やっすいツアーなの…

ジェフリー・ディーヴァー「魔術師 (イリュージョニスト)」

魔術師 (イリュージョニスト)作者: ジェフリー・ディーヴァー,池田真紀子出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2004/10/13メディア: 単行本購入: 4人 クリック: 125回この商品を含むブログ (90件) を見る最新の鑑識技術で、複雑な怪事件を捜査する、全身麻痺の…

渋谷シネマライズ「恋の門」

映画の予告で初めて知ったこの作品。原作はかなり面白かった。 http://d.hatena.ne.jp/mike-cat/20040815 で、監督の松尾スズキって、よく名前は見てたけど、実際何の人かは知らなかった。 そうなのか、こういう人だったのか、とまずは感心。 映画のあらまし…

D・W・バッファ「遺産 (文春文庫)」

遺産 (文春文庫)作者: D.W.バッファ,D.W. Buffa,二宮磬出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2004/10/08メディア: 文庫 クリック: 1回この商品を含むブログ (4件) を見る無敗の弁護士、アントネッリを主人公に、過去3作。 「弁護」「訴追」「審判」。シンプル…

恵比寿ガーデンシネマで「モーターサイクル・ダイアリーズ」

平日の午後イチの回。えらく混んでた。というか、満席。 ゲバラと同時代を生きたっぽい年代の人多数の様子だ。 やはり、特別な名前なんだろう。僕ですら、名前だけで多少気持ちが動く。 しかし、僕の目的はガエル・ガルシア・ベルナルかな。 雰囲気を持った…

テアトル新宿で「オーバードライヴ」

映画を観に行く前に書店に寄ると、ジェフリー・ディーヴァーの新作発見。 リンカーン・ライム・シリーズの最新作「魔術師 (イリュージョニスト)」。 &新潮社クレストブックスの新刊「ペンギンの憂鬱」。 表紙絵えらいかわいい♪ どちらも待望の小説。うう、…

やはり決め手は、ディテール描写

野中柊「ガール ミーツ ボーイ」 野中柊、けっこう久しぶりかも。 ネコがらみの2冊を昨年、続けて読んで以来だ。 「ジャピング〜」は、ある日曜日に、別れた夫と愛猫ユキオを埋葬に行く話。 「参加型猫」は、ちょっと変わった女のコの恋や、ノラ猫チビコと…

宗教、それは娯楽の源泉

福岡滞在中最大のできごと。パソコン壊れる。 ことし3度目か4度目のハードディスククラッシュ。 コネクタ部にどうも問題があるらしく、しつこく壊れる。 もう、何度データが失われたか… 確かに、まめにバックアップしないのも問題だけど、 このリブレット…

「ガーフィールド」のさじ加減

AMCキャナルシティ13で「ガーフィールド」。 何観てるんだ、とはいわないで… ある事情があって、以前かなりやばいレベルのコレクターだった。 ぬいぐるみ、着ぐるみから、フィギュア、雑貨まで1300か1400点くらい持ってた。 3LDKの2部屋と…

劇場版〝火曜サスペンス〟の愉悦

きょうもユナイテッドシネマ福岡で「ツイステッド」。 Twisted=ねじれた、の題名通り、サスペンスだ。 それも微妙に安い。blogのタイトルにも書いたけど、劇場版〝火サス〟。 開始1時間前後で、ヒロインのバスシーンがあるあたりまで一緒。 まあ、…

それでも楽しい、絶叫計画

福岡ドーム横、ユナイテッドシネマ福岡で「最‘狂’絶叫計画」。 パロディホラーシリーズも、第3弾になった。 こういうバカコメディの根強い人気をあらためて実証してるかも。 ま、さすがに打ち止めだろうけど、テンションは前作より上がってる。 90分前後…

〝大道珠貴〟を存分に味わう

大道珠貴「ミルク」を読む。オビには 「とりとめもない日々、なんでもないセックス もう少女じゃいられない七つの物語」ミルク作者: 大道珠貴出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2004/09メディア: 単行本この商品を含むブログ (21件) を見る芥川賞受賞作…

本質をねじ曲げる過剰反応

安藤健二「封印作品の謎」。封印作品の謎作者: 安藤健二出版社/メーカー: 太田出版発売日: 2004/09/01メディア: 単行本購入: 8人 クリック: 244回この商品を含むブログ (127件) を見る幻の作品、とも称されるウルトラセブンの第12話「遊星より愛を込めて」…

食傷気味のアメコミとはいえ…

博多のAMCキャナルシティ13で「ヘルボーイ」。 http://www.uipjapan.com/hellboy/ 二次対戦末期、ナチスは起死回生の策を探るため、 怪僧ラスプーチンと結託し、冥界から悪魔を呼び起こそうと試みる。 作戦をかぎつけた連合軍は、間一髪でこの危機を逃…

ファストフードやめますか、それとも…

昨晩は夜更かしDVD「スーパーサイズ・ミー」。ASIN:B0002OXVBO マクドナルドの食事だけで30日間過ごすと、どうなるか。 以前のblogでもちょっと取り上げたことがある、人体実験ドキュメンタリーだ。 http://d.hatena.ne.jp/mike-cat/20040904 オフィシャル…

博多で楽しむ、長崎の味

そんな恋愛小説を読みながら、食べた夕食は中州・宝雲亭の一口餃子。 いわゆる、博多鉄鍋餃子とはちょっと違う。というか、実は長崎系一口餃子。 せっかく博多に来てるんだから、というご指摘はごもっともなんだが、 長崎ってなかなか行く機会なくて。 ちな…

ボンクラ兄弟が輝く? 恋愛小説

きょうから福岡出張。昼間、ヒマができたので、天神のジュンク堂書店をのぞく。 ひさびさに本屋に行くと、気になる新刊がやまほど出てる。 きょう買ったのは、 大道珠貴「ミルク」ISBN:4120035689 野中柊「ガール・ミーツ・ボーイ」ISBN:4103999039 安藤健二…

あの日のあなた、に揺れる想い

藤堂志津子「あの日、あなたは」。ISBN:4167544148 けっこうひさしぶりの藤堂志津子作品。 この人の作品は、直木賞の「熟れてゆく夏」ISBN:4167544016 もそうだけど、 その文体の読みやすさと、作品に漂う倦怠感のミスマッチがたまらない。 爛れた、までいか…

本日のオミズ

商売のことじゃないです。念のため。そう見られがちだけど。 タイミングが合わず、きょうは本も映画にも縁がないので、お水の話。 仕事場、ベッド、移動中の車内… どんな時も、たいてい横にミネラルウォーターを置いている。 水が好きだ。かなり好き。水商売…