2006-12-01から1ヶ月間の記事一覧
ということで、マイベスト2006の読書編。 ざっと振り返ると190冊。 映画のあと5本で100本、と同じ感じで目標を逃す。 「文字情報が頭に入らない期」が、12月に来てしまったのが痛かった。 年内読了の予定だったキングの「ダーク・タワー」シリ…
いよいよ年の瀬、1年を振り返る季節がやってきた。 まずは映画。 年間100本を常に目標にしているが、ことしは95本。 ここ3、4年はいずれも、 100本越えを逃し続けているのが、何とも悔しい。 まあ、それはともかく、ことし見た映画をザッと振り返…
東京創元社《ミステリ・フロンティア》の最新刊。 〝「九杯目には早すぎる」の新鋭が贈るおかしな謎解き合戦〟 〝本書の舞台である、逮捕された被疑者を拘禁するために 警察署の中に設置された施設とは、次のうちどれでしょう? ①留置場②拘置所③土壇場④刑務…
英国ではそれまでご法度だったヌードを取り入れ、 ロンドン大空襲のさなかでも上演を続けた、 伝説の劇場の実話をもとにしたハートウォーミング・コメディ。 監督は「グリフターズ/詐欺師たち」や 「ハイ・フィデリティ」のスティーヴン・フリアーズ。 脚本…
〝全米が“負け犬家族”に大喝采!〟 サンダンス映画祭で熱狂的な支持を受けた、 〝機能不全家族〟のロードムービーがいよいよ上陸。 おかしくって、ちょっと切ない。 でも、何だか胸が熱くなるハートウォーミング・コメディだ。 主人公はアルバカーキ在住のフ…
〝キャリアのプライドか、ノンキャリの意地か〟 〝北海道警察に警察庁から監査が入った。 やってきたのはキャリアの監察官。〟 〝このミス〟国内編2位「制服捜査」の佐々木譲最新作。 「制服捜査」と緩やかに連なる「うたう警官」の続編となる。 「うたう警…
「沖で待つ」「海の仙人 (新潮文庫)」の絲山秋子、待望の最新作。 〝闘争と潜伏の20年から目覚めた「おれ」。 人生は、まだたっぷりと残っている−。 気鋭の見事な到達点、響きあう二編の傑作小説。〟 時代に取り残された〝おれ〟の奇妙な京都の旅。 〝悪い…
「このミステリーがすごい」&「週刊文春」で、 海外編のダブルクラウンに輝いた話題作。 アメリカ探偵作家倶楽部賞受賞の「傷痕」を収録。 上半期から店頭でよく見かけたし、 だいぶ話題にはなってはいたのだが、そうしても手が出なかった。 どうもこのポケ…
ひさしぶりにフレンチを食べよう、ということで淀屋橋ランチ。 関西では評判のいい「ラ・ベカス」に行ってみる。 フランスの有名店「アラン・シャペル」で修業し、 四つ橋界隈でオープン、2005年に淀屋橋に移転したとか。 まずまず閑静なオフィス街のき…
〝この森が、ボクを大人にしてくれた。 ペットのクマ、ブーグが繰り広げる、愛と友情と感動の物語。〟 ソニー・ピクチャーズが贈る初のフルCGアニメーションが登場。 と思ったら、ほとんどの劇場が公開1週目で字幕版打ち切り。 2週目で字幕版やってるの…
〝仲間が、集う。 キングの圧倒的ライフワーク、待望の第2弾!〟 ということで、「ダーク・タワー1 ガンスリンガー (新潮文庫)」に続く、 ダーク・タワー・シリーズ、待望の第2部となる。 オビにある、恩田陸の惹句が振るってる。 〝この巨大なジグソー・…
そんなこんなで、携帯受け渡しを待っている間に、最近話題のWiiの見物に行く。 「どうせ売っていないけど、実物だけでも見てみよう」ということで、ゲーム機のフロアへ。 まあ、もともとプレステ2で止まっている程度のユルいゲーム好きだし、 ニュース映像…
ひさびさに大阪に戻ったので、 まずは午後までだらだら… で、午後は奥さまの携帯が 購入からもう2年以上経ったので、 機種変更しになんばまで出かける。 前夜に目をつけていたのは、 ソニー・エリクションのSO902i。 いわゆるプレミニとして登場した、 スト…
きょうで東京滞在最終日。それでも映画を観に行く。 だって観たいんだもの。待望の、まさに待望の1本。 〝30日間限定 予算はたったの$1,100 憧れのハリウッドスター “ドリュー・バリモア”とデート出来るか!?〟 夢の実現に向け、突っ走った男の、魂のドキュ…
オスカー前哨戦とも称される、ゴールデン・グローブ賞のノミネートが発表された。 http://www.thegoldenglobes.com/ 授賞式は来年の1月15日。 何と、助演女優賞の候補にRinko Kikuchi(「バベル」)の名前が… この菊地凛子という女優さん、何とロッテのガ…
以前このブログでも取り上げたドーナツ・ショップ「クリスピー・クリーム」が、 新宿サザンテラスに日本1号店をきょうオープン! http://www.krispykreme.jp/ せっかく新宿で映画も観たし、きょう開店だから、 と思って行ってみたのだが、店の前に来て、愕…
「オテサーネク 妄想の子供」の、 ヤン・シュワンクマイエル監督最新作。 〝あなたに本当の自由を見る覚悟はあるだろうか〟 精神病院を舞台に自由と抑圧、 そしてあふれんばかりの狂気を描く。 主人公は、精神病院で母を亡くして以来、 罪悪感と恐怖から、悪…
名作「日の名残り」の巨匠が待望のリユニオン−。 「眺めのいい部屋」「ハワーズ・エンド」の ジェームズ・アイヴォリー監督と、 「日の名残り (ハヤカワepi文庫)」の原作や、 いま話題の「わたしを離さないで」のカズオ・イシグロ。 2人が贈るのは、日中戦…
〝旅が始まる。 キングの圧倒的ライフワーク、ついに刊行開始!〟 これほど、〝ついに〟という言葉がふさわしい本もない。 30年にも及ぶ歳月をかけ、ついに完結なったキング入魂の1作。 旧版の何巻目だったかのオビに、 「私が生きている間に完結できるだ…
2007年度版〝このミス〟国内編第1位。 2006年度日本推理作家協会賞受賞作。 〝業界騒然。掛け値なし、本年最大の問題作。 平山夢明。この男、驚くほど高く跳ぶ。〟 〝このミス〟による紹介文は、 〝嗜虐、スカトロ、人肉色…読者を選ぶ鬼畜系の魅力…
同劇場で予告編とともに上映されていた、 こまねこが、ついに映画として登場! 〝おもちゃ箱につまった 大切なおもちゃのような5つのお話〟 どーもくんの合田経郎による、こま撮り映画。 「はじめのいっぽ」「こまとラジボー」 「ほんとうのともだち」の3…
〝閉鎖空間・タイムリミット・隣り合わせの死〟 〝心の限界に挑む医学サスペンス〟 東野圭吾の最新作は、メディカル・エンタテインメント。 〝あの日、手術室で何があったのか? 今日、手術室で何が起きるのか?〟 読み始めたら、最後まで一気読みは必至の1…
〝時を越えて届くあの頃からの贈りもの〟 〝儚いけど、揺るぎない− 「家族」という絆〟 「ささらさや (幻冬舎文庫)」「てるてるあした」の加納朋子最新作。 「いい話系ファンタジー」に「ご近所ミステリー」風味を加えた、 (といっても、ミステリーではない…
〝最初の任務は、自分の愛を殺すこと。〟 イアン・フレミングのよる原作シリーズの第1作、 「007/カジノ・ロワイヤル (創元推理文庫)」を〝いわゆる007〟としては初の映画化。 ちなみに同名パロディ映画「カジノ・ロワイヤル」と、 原作は一緒だが、ピー…
〝愛するものを奪われる悲劇を、 なぜ人は繰り返すのだろう。〟 カンヌ映画祭パルム・ドールに選ばれた話題作にして問題作。 〝10分を越える喝采と、とまらない涙。 名もなき人々の悲しみを描いた名匠の最高傑作に、 カンヌは審査員全員一致で最高賞を贈っ…
〝俺が誰なら生き抜ける 記憶を失った5人の男たち− 誰が誘拐犯で、誰が人質なのか?〟 荒野の廃棄工場で目覚めた、5人の男たち。 電子錠で閉ざされた工場、縛られた男に乱闘、銃撃の後… いったい、何が起こったのか、そして、自分たちは何者なのか? だが…
〝全米が笑って泣いた! 映画&文学&ロックと“不完全家族”に愛を込めて〟 ウェス・アンダーソン×ウディ・アレンと絶賛された、 アカデミー脚本賞ノミネート作品が、ついに日本公開。 まるで居酒屋の刺し盛りのようなタイトルは、 NYの自然史博物館に展示…
ということで、ひさしぶりの東京なので、映画を観る。 旧ユーロスペースがこんな名前になっていたり、 気付いたら知らない名前の映画館がまたまた増えている。 まずは大阪未公開でありながら、東京では終了間近の、 全米初登場No.1のスプラッタ・ホラー…
〝『チーム・バチスタの栄光』の新鋭が贈る 最新メディカル・エンターテインメント!〟 というわけで「チーム・バチスタの栄光」 「ナイチンゲールの沈黙」のスピンオフが早くも登場。 〝バチスタ・スキャンダルから1年半− ロジカル・モンスターの最強の部…
というわけで、約1年ぶりの町田康だが、 ハードカバーでは、読みそびれた1冊が文庫化。 「表紙の写真がちょっと…」という気持ちを、 町田康の猿まね風に書いてみようかと思うのだが、 何で買わなかったかというと、 町田康自身が侍の衣装に扮しているのを…