2005-11-01から1ヶ月間の記事一覧

気づけばもう12月まであとわずか…。

晩秋気分を味わいに、京都紅葉三昧に出かける。 〝おけいはん〟こと京阪の特急に乗って、出町柳へ。 ここから叡山電鉄に乗り換え、八瀬比叡山口行きに乗り込む。 京阪の車窓からもちらほらと紅葉が見えていたのだが、 叡山電鉄に乗ると、車窓から見える紅葉…

なんば千日前・敷島シネポップで「ダーク・ウォーター」

ひとがほんの2週間あけている間に、やたらと新作が公開された上、 こんどはその〝新作〟が早くも公開終了間近になってる。 それこそ楽しみにしてた「インサイド・ディープスロート」は終わってしまうし、 なぜか「エリザベスタウン」「ダーク・ウォーター」…

戸井昌造「戦争案内 (平凡社ライブラリー)」

これまた旅行前から気になっていた一冊。 〝わたしは自分の歳を言うとき、戸籍上の年齢から三つ引くことにしている。 三年間はロスだったからだ。しかも二十歳から二十三歳までの、華の三年間だ。〟 こう語る、著者がその3年間何をしていたか、というと、 …

p1**[コラム、エッセイ]長島はちまき「美術モデルのころ」

旅行前に書評で気になって買っておいた本だ。 旅行中はハードスケジュールでまったく読めず、 飛行機でもビデオ見たり、旅行プラン練ったり… でまったく本を読めなかったので、何と読書は2週間ぶり。 ホントはヨーロッパから帰ってきて一冊目は、 「「ヨー…

旅行もいよいよ最終日…

帰りの飛行機が夕方の便のため、ホテルに荷物を預けて外出する。 まずは、パリの朝食食べおさめ。 マルシェ・サンジェルマン裏のサロン・ド・テ〝Seraphin〟でいただく。 何となくイタリアっぽいたたずまいだが、朝食メニューはスタンダードだ。 ただ、量が…

旅行10日目。フル滞在はきょうで最後となる。

前夜、早く寝たせいで、すっかり元気を取り戻す。 そうなれば、朝ごはん♪、ということで rue de Buci と rue de Seine の角のBar du Marcheへ。 ちょっとイタリアンっぽいのだが、建物の雰囲気はかなりいい。 チーズ入りホットドッグと、クロックマダムにカ…

旅行もいよいよ佳境の9日目♪

そろそろ疲れがでてきたのか、朝はやや遅め。 だらだらとシャワーを浴び、だらだらと着替え、だらだらと外に出る。 そんなだらだら気分を吹き飛ばすのは、まずは朝ごはんだ。 ホテルの向いにある老舗カフェ、Cafe de Floreにていただく。 こうした老舗=態度…

旅行9日目♪ ケルンからパリに戻る。

大聖堂は朝も壮観そのもの。名残を惜しみつつ、横を通りすぎる。 目に入るのは、やはりクリスマスツリーに、出店準備を終えた屋台の数々。 たぶんきょうがお祭りの日のはず。 惜しいことをしたな、と後ろ髪を引かれつつ駅に向かう。 その悔しさは、朝ごはん…

旅行7日目&4カ国目、いよいよケルン。

朝7時前にホテルを出発、まだ暗い道を中央駅へ向かう。 朝早くの中央駅は微妙に暗い。 プラットホームの表示が出るまで、 コーヒーやチーズパイなどをぱくつきながら時間を潰す。 ようやく表示が出たホームは、一番端っこ。 汚い列車が入ってきて心配になる…

オランダ2日目♪

アムステルダム郊外へ、世界最大の生花市場、 アールスメア生花市場(Bloemenveiling Aalsmeer)を訪ねる。 朝6時過ぎ、中央駅前から172番のバスで出発する。 はっきりいって外は真っ暗。 酔っぱらいが歩いていたりして、微妙に雰囲気は悪し。 メインの…

旅行5日目♪

朝8時すぎのタリスでブリュッセルMIDIを出発、アムステルダムへ。 朝ご飯は駅にある自然派デリEXKIでサンドイッチなど数種。 アムステルダムまでは2時間半少々の旅となる。 パリ−ブリュッセル間と比べ、列車のスピードはだいぶ遅めかも。 何だか、…

ブリュッセル2日目♪

朝から天気がくるくる変わる。 晴れていたかと思えば、気づくと雨がしとしと、 突然ザーッときたりしたかと思えば、またまた晴れ間がのぞく。 かさを出したり、しまったり…。ちょっとせわしない一日になってしまった。 で、朝ご飯はもちろんワッフルでしょ♪ …

旅行3日目。ひとまずパリを離れ、ブリュッセルへ向かう。

Chatelet乗り換えのメトロ4号線でGare du Nord(パリ北駅)へ。 タクシーという手段もあったのだが、 いっぱしのパリジャンを気取って、地下鉄でなんて考えたのが失敗だった。 乗り換え、まるで迷路。 重たい荷物を抱え、階段を上ったり下りたり… ようやく…

パリ2日目♪

きょうは(やや)早起きして、午前中はルーブル美術館見学。 おう、いいね、観光旅行っぽいね。 まずは腹ごしらえ、と、メトロTuileries近くのカフェQualite & Coへ。 しかし、朝のメニューはあまりそそられなかったので、河岸を変える。 近くで見つけたカフ…

さあ、いよいよ初めてのヨーロッパ旅行、東京の実家から成田に向かう。

関空から行けばいいはずなのであるが、ネコさんたちのことがあるのだ。 ペットホテルは、たとえ病院のものでも基本的には避けたい。 あれ、ケージが犬とかの隣になったりしたら、かなりのストレスだ。 犬がキャンキャンやっている隣で、一晩とか、考えるもの…

あすから休暇、ヨーロッパへ

あすから、ひさしぶりの長期休暇。 パリ→ブリュッセル→アムステルダム→ユトレヒト→ケルン→パリと、2週間弱のお楽しみ。 オフシーズン? だって、いましか休めないのだもの… ちなみに全然鉄ちゃんではないのだが、 タリスやICEを使っての移動は、何だかい…

黒川博行「暗礁」

気づいたら、明け方まで読んでいた… 「疫病神 (新潮文庫)」「国境 (講談社文庫)」に続く、〝疫病神シリーズ〟第3弾。 新潮社、講談社と版元を変え、今度は幻冬舎からの出版となった。 って、それは別にどうでもいいんだが、本棚にうまく並べられないのがち…

道頓堀松竹角座で「ブラザーズ・グリム」

「未来世紀ブラジル」「12モンキーズ」のテリー・ギリアム最新作。 「グリム童話」で名高いドイツの民話収集家、 グリム兄弟をモチーフにしたファンタジー・アドベンチャーだ。 ギリアム作品というと、 映画製作失敗の顚末をまとめた「ロスト・イン・ラマ…

藤堂志津子「秋の猫 (集英社文庫)」

30代、40代の独身女性と猫or犬、そして男を描いた短編集。 柴田錬三郎賞受賞作。 ハードカバー刊行時「面白そう。でも、たぶん、犬か猫が死ぬだろうな…」と 散々悩んで、結局買わなかった一冊だ。 でも、文庫化でまた表紙を見たら、やっぱり読みたくな…

マーク・ワインガードナー

「メジャーリーグ、メキシコへ行く―メキシカンリーグの時代 (海外文学セレクション)」 二次大戦が終わったばかりの1946年、 こんどは、野球界の「メキシコ戦争」が勃発した。 メジャーリーグのオーナーたちは横暴を極め、 ニグロリーグは曲がり角を迎え…

エドウィン・H.コルバート「恐竜の発見 ハヤカワ・ノンフィクション・マスターピース」

原題は〝Men and Dinosaurs〟直訳すれば、男たちと恐竜。 〝6400万年前に絶滅した恐竜たちの姿を甦らせた男たちの物語〟だ。 1822年、イギリスのマンテル夫妻が見つけた、先史時代の歯の化石。 トカゲのような爬虫類と思われるその化石こそ、 世界で…

東野圭吾「時生 (講談社文庫)」

「トキオ」を文庫化にあたり、改題。 ううん、もとの題の方がいいのではないかい、とも思うのだが… ハードカバーの時は微妙に食指が伸びず、見送ったのだが、 出先で手持ちの本を読み終わったので、大急ぎで購入する。 背表紙の〝ベストセラー作家の集大成作…

絲山秋子「ニート」

絲山秋子、待望の新刊短編集ということだったのだが、 この「ニート」というタイトルが、どうにも気に入らなかった。 だから、買ってから数日は放置プレイ。 あんまり好きじゃないのだ、こういう言い換え。 もちろん、厳密な定義づけに由来する言い換えとは…

山本幸久「凸凹デイズ」

東急世田谷線沿線を舞台にした人間模様を軽やかに描いた、 「はなうた日和」の作者による新作長編。 〝恋愛じゃなく、友情じゃなく、仕事仲間。彼らがいつも、そばにいた。 キュートでコミカル、ちょっとせつない−。オシゴト系長編小説〟 前作で見せた、独特…

梅田ナビオTOHOプレックスで「ソウ2」

アッといわせるカラクリで、スマッシュヒットを放った「ソウ」の続編。 前回のヒットを受け、何とびっくり、ナビオでは1番館で上映だ。 ムダに広い劇場が、かなり違和感を醸し出している。空いてるし。 やっぱり単館か、シネコンでも小さいスクリーンがお似…

西原理恵子「営業ものがたり」

あの切ない切ない傑作「上京ものがたり」「女の子ものがたり」。 その2作に続く3部作完結編、と思って読んだら大間違いだった。 刊行のフォーマットこそ一緒なんだが、その後日談+α。 その〝α〟が、浦沢直樹「PLUTO」との競作!?「うつくしいのはら…