マンガ

グレゴリ青山「グ印関西めぐり(濃口)」

〝関西は魔境だ!〟 「しぶちん京都」「グ印観光」の 〝グレゴリ青山が行く、おもしろ関西紀行。 大阪、京都、兵庫、奈良、滋賀、和歌山をめぐる旅〟 関西ウォーカーの人気連載が、ついに単行本化。 京都出身の〝グ〟が、濃ゆい関西をご案内する1冊だ。 は…

西原理恵子「毎日かあさん4 出戻り編」

毎日かあさん4 出戻り編作者: 西原理恵子出版社/メーカー: 毎日新聞社発売日: 2007/07/25メディア: 単行本購入: 15人 クリック: 105回この商品を含むブログ (244件) を見る〝別れた夫・鴨ちゃんが帰ってきた! 4人家族に戻った一家の、世界をマタにかけた大…

伊藤理佐「女いっぴき猫ふたり 2 (アクションコミックス)」

〝ゆる〜〜〜い、のんびり、独身女と猫まんが〟 2006年手塚治虫文化賞短編賞受賞、 「女いっぴき猫ふたり (ACTION COMICS)」の待望の続編第2巻。 週刊文春連載「おんなの窓」(→レビュー)でもおなじみ、 伊藤理佐による、ねことねこと女のゆるい日常、…

吉野朔実「本を読む兄、読まぬ兄 [吉野朔実劇場]」

〝膝に猫、左手に本、犬は留守番。〟 「犬は本よりも電信柱が好き (吉野朔実劇場)」 「弟の家には本棚がない―吉野朔実劇場」に続く、 「本の雑誌」連載の、本のコラムをまとめた1冊。 本にまつわる、もしくはあまりまつわらない漫画コラムは、今回もいい感…

グレゴリ青山「ブンブン堂のグレちゃん―大阪古本屋バイト日記」

〝この新刊本には古本が詰まってます。〟 「旅のグ」「しぶちん京都」の著者による、 古書情報誌「彷書月刊」の人気連載に、 大幅加筆&書き下ろしを加えた、偏愛的・古書エッセイ。 〝グ、18歳(乙女)が迷い込んだ場所は… めっちゃディ〜〜プな<大阪の…

大田垣晴子「ぱんだだ!―中国・日本パンダ紀行」

〝パンダをさわったことありますか?〟 「オトコとオンナの深い穴 (ダ・ヴィンチブックス)」「焼酎ぐるぐる」の、 マンガルポライターによる、まるごと1冊パンダ本。 「パンダ、さわりたいな〜」のひとことで始まった、日中パンダめぐり。 〝中国では子パン…

西原理恵子「できるかなクアトロ (SPA COMICS)」

〝サイバラさんもう何がなんだか…〟 「SPA!」の連載などをまとめたシリーズ第4弾。 〝インドの奇祭から恐竜化石発掘まで、サイバラ猛進の足跡。〟 突撃女性漫画家のパイオニアにして、 いまもその世界でぶっちぎりの独走を続けるサイバラが、 こんどは…

サラ・イネス「誰も寝てはならぬ(6) (ワイドKC モーニング)」

〝読むと寝るよ。〟 昨年4月に出た前巻の告知では〝今秋〟となっていたが、 なぜか延びに延びに延びに延び、実に1年ぶりの最新刊。 〝まじめな9時5時ぐらしの皆様に贈る、 ちょいダメ大阪人と愉快な仲間達のお気楽都心ライフ。 さあ、趣味と恋に興じまし…

とり・みき「時事ネタ」、ホイチョイ・プロダクションズ「気まぐれコンセプト クロニクル」

時事ネタ作者: とり・みき出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2007/02メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 28回この商品を含むブログ (21件) を見る最近読んだマンガのおさらい。 久しぶりに、とり・みきを読む。 るんるんカンパニーの頃から読んでいる作家…

伊藤理佐「おんなの窓」

手塚治虫文化賞作家、伊藤理佐の最新刊。 週刊文春巻末の好評連載がついに単行本化! 〝ぜんぶ実話です。〟 〝妙齢おねいさん〟漫画家の赤裸々な毎日を、 シュールに、アバンギャルドに、 そして何より自虐的に描いた爆笑一コママンガだ。 →文藝春秋の「立ち…

グレゴリ青山「しぶちん京都」

当代一の旅行マンガ家&コラムニスト(京都出身)が、 京都の裏側をディープに暴き出した「ナマの京都」に次ぐ第2弾。 〝“京都らしさ”を堪能するには、やたらお金がかかると思っておられませんか?〟 京都人の代表的な気質のひとつでもある〝しぶちん(ケチ…

西原理恵子「パーマネント野ばら」

〝どんな恋でもないよりましやん−。〟 西原理恵子最新作は、えげつなく、切ない女の生き様を描く。 〝村にひとつのパーマ屋さんは、女のザンゲ室。 そこでは女たちが恋にまつわる小さな嘘を日々告白している。 男に裏切られても、泣いて笑ってたくましく。 …

森下裕美「大阪ハムレット (1) (ACTION COMICS)」

〝読むと心があったかくなる 森下流人生劇場“喜怒哀楽”てんこ盛り!〟 「少年アシベ」「ここだけのふたり!!」の作者による、 笑いと涙の人情ドラマを詰め込んだ1冊。 〝あったかくなる〟とはいうものの、いい話すぎないのが特長だ。 毒にも薬にもならない、…

終わってしまった…

大使閣下の料理人 (25) (モーニングKC (1525))作者: 西村ミツル,かわすみひろし出版社/メーカー: 講談社発売日: 2006/06/23メディア: コミック クリック: 9回この商品を含むブログ (19件) を見る「大使閣下の料理人」の最新25巻。 23日の発売日を忘れて…

西原理恵子「毎日かあさん3 背脂編」

西原理恵子、待望の最新作♪ である。 「鳥頭紀行」「できるかな」系のきわどさと、 「ぼくんち」「ゆんぼくん」系の叙情詩的なペーソス、 それに子どもたちの成長を見守る温かい視線が交わる。 きわどくもあったかい、という、サイバラ印全開の作品だ。 カニ…

二階堂正宏「ムーさん」

以前から気になっていた、 「プ~ねこ (アフタヌーンKC)」「プ~ねこ(2) (アフタヌーンKC)」とともに購入。 こちらはこちらでにやけながら「かわいい♪」と、 ニタニタにやけながら(変態?)読んだのだが、 それはともかく「ムーさん」なのである。 〝エロかユ…

作・久住昌之、画・谷口ジロー「散歩もの」

あの名作「孤独のグルメ」のコンビによる、通販生活連載作品。 一時期漫画アクションを読んでいた頃、久住昌之の「ダンドリ君」とか好きだったし、 老齢の犬の死にざまを克明に記した谷口ジローの「犬を飼う (Big comics special)」も忘れられない傑作。 谷…

西原理恵子+母さんズ「ああ息子」

毎日新聞の好評連載「毎日かあさん」から飛び出た企画。 ちなみに「毎日かあさん」、ご存じない方はこちら↓ http://www.mainichi-msn.co.jp/kurashi/women/etc/riezo/ 虫を、鼻くそを、カーテンを食ってた…、家中にサラダ油をばらまいて滑ってた… どぶに、洗…

西原理恵子「営業ものがたり」

あの切ない切ない傑作「上京ものがたり」「女の子ものがたり」。 その2作に続く3部作完結編、と思って読んだら大間違いだった。 刊行のフォーマットこそ一緒なんだが、その後日談+α。 その〝α〟が、浦沢直樹「PLUTO」との競作!?「うつくしいのはら…

思わず脱力、何じゃこりゃ系ねこマンガ

ほしよりこ「きょうの猫村さん 1」 何ですかね、これは… 新聞の書評でたまたま見かけ、ネットで取り寄せてみたのだが、何ともいえない感触。 まずはこのへなちょこ絵に、思わず脱力する。 やる気ない。それもうちのネコなみに… ま、ある意味ネコの本質をとら…

二ノ宮知子「のだめカンタービレ(12) (KC KISS)」

午前中、黒門市場へ晩のおかずのお買い物。 といっても、魚も野菜もふつうのものを買いに行っただけなんだが。 いつも思うのは、ここでお魚だとか、変わったお野菜ばっかり買っていたら、 とてもじゃないが、エンゲル係数高くなりすぎる。 高級スーパーとか…

西原理恵子「毎日かあさん2 お入学編」

2巻が出ていたとは知らなんだ。 天満橋のジュンク堂書店で見つけ、狂喜する。 喜びすぎ? いや、サイバラ好きなもんで… 西原理恵子作品といえば、大別してふたつのカテゴリーに分けられるだろう。 女性漫画家による、捨て身アプローチのパイオニアともなっ…

こうの史代「夕凪の街 桜の国 (アクションコミックス)」

待ち合わせの前に寄った書店で見かけ、購入する。 何度か書評や書店店頭などで目にして、気にはなっていた。 しかし、こころの準備というモノがあるので、 どうしようかな、と迷っていた。結局、何となく買ってしまって、 何となく読み始めてるんだから、何…

雁屋哲, 花咲アキラ著「美味しんぼ (90)」

90巻にも関わらず、相変わらず買ってますことよ。 飽きもせず、っていうか飽きてるけどまさに惰性かも。 「こち亀」買うのをやめられないヒトの気持ちがわかる。 同じような題材、同じような登場人物、同じようなストーリー展開、 そして、延々と繰り返さ…

コンドウアキ「だららん日和―リラックマ生活〈2〉」

新宿でのお買い物ついでに、三越の上にできたジュンク堂をのぞく。 相も変わらず、こりもせず、何冊も本を買い込んでしまったのだが、 本棚に光り輝く一冊を発見! コンドウアキ「だららん日和―リラックマ生活〈2〉」だったりする。 ついでにこっちも購入「…

ああ、憧れの「お気楽極楽」

サラ・イネスの新作「誰も寝てはならぬ」を発見。ISBN:4063375420 「モーニング」連載の濃ゆい味わいのポップなコメディ。 最近マンガ雑誌を読まなくなったせいで、すっかり疎くなってたのだが、 偶然発見し、大喜びで読み始めた。サラ・イネスといえば、個…

お待ちかね、二ノ宮知子「のだめカンタービレ」最新10巻♪ ISBN:4063405052

恥ずかしげもなく、仕事の待機中に読んでしまった。 その上、笑いこらえるのに必死。さぞかし間抜けな光景だったと思う。 奇才ピアニスト「のだめ」と、若手指揮者のホープ、千秋真一の、 間抜けだけど、キュンとなる恋を描いたラブコメディ。 スポ根なら、…

西村ミツル、かわすみひろし「大使閣下の料理人」20巻

「お客さんに気持ちが届く料理が作りたい」。 一流ホテルでの職を捨て、在ベトナム日本大使館の公邸料理人となった、 大沢公の活躍を描いた、味わい深い料理マンガだ。 ベトナム編を終え、現在は遊軍大使となった大使とともに、世界各国へ出向いていく。 こ…