2005-07-01から1ヶ月間の記事一覧

天王寺アポロシネマ8で「バットマン・ビギンズ」

各方面で評判がよかったので、満を持して観に行く。 「バットマン」といえば、カルト的趣味に走りつつ、 なおかつ興行面でも大成功したティム・バートン版はともかく、 〝ミスター無難〟ジョエル・シュマッカーが撮るようになってからは、 その独特のダーク…

沙羅双樹が見ごろとの情報で、京都・大原、宝泉院へ。

もちろん、大原といえば、の三千院にも行ったけどね。 朝6時台に起きて、京阪・出町柳へ向かう。そこから京都バス。 まずは終点大原の2つ前、「野村別れバス停」で下車、 大原ふれあい朝市をのぞく。毎週日曜開催らしい。 地場野菜や民芸品などなど、こぢ…

グレイス・ペイリー「人生のちょっとした煩い」。

表紙につられて、手に取った。 しかし、一瞬買うのを戸惑う。 オビには 〝伝説の女性作家にして アメリカ文学のカリスマ 待望の第一作品集〟 だが〝村上春樹[訳]〟が、 必要以上に前面に押し出されているのが気にかかる。 素晴らしい作家であることも、訳…

松井今朝子「家、家にあらず」

書店店頭では、以前から気になっていた作家。 相も変わらず「本の雑誌」のお勧めにあったので、手に取ってみる。 オビには「家と血の絆を巡る長編時代ミステリー」とある。 これ、バラしすぎじゃない? 確かに読み出すと序盤でその〝秘密〟はわかってしまう…