クリスピー・クリーム、日本上陸!!


とても喜ばしいニュースを発見!
あのクリスピー・クリーム・ドーナツが、日本上陸することになった。
http://www.krispykreme.com/
前回アメリカに行った時には、思わず通いつめてしまい、
車の運転による運動不足と、ベン&ジェリーズのアイスクリーム、
そしてこのドーナツのおかげで、1週間で5キロ太ってしまった。
(その後現地で毎日ウォーキングに励むも、落とすのに2週間…)
太ったのは単にだらしない生活態度が原因なのだが、
まあ、そうやって夢中になるぐらい、美味しいと言うことだ。


日経・4/13紙面より↓
ロッテとリヴァンプドーナツ店展開・米社とFC契約


 ロッテと企業再生会社のリヴァンプ(東京・港)は米ドーナツ店大手のクリスピー・クリーム・ドーナツ(略称KKD、ノースカロライナ州)とフランチャイズ契約を結び、今冬から国内でドーナツ店を展開することで合意した。ロッテが持つ食品の製造技術とリヴァンプの経営ノウハウを組み合わせ、5年で30―50店を目指す。


 ロッテとリヴァンプは5月下旬をメドに「クリスピー・クリーム・ドーナツ・ジャパン」を設立する。資本金、出資比率などは未定で現在、両社が詰めている。出資比率はほぼ同程度になるとみられる。


まずは都内に2、3店舗ということだから、
実際にありつくまでにはまだ時間がかかりそう。
でも、もういまからよだれが出るくらい楽しみだ。
先にも書いた通り、とにかく美味しいのだ。
ミスター・ドーナツももちろん美味しいけど、ここのはちょっと違う。
店舗で作り立て、という点まではミスドと同じだが、KKDは、オープンキッチン。
店内にはコンベアに乗せられたオリジナル・グレイズドがふんわりと香る。

店内にはいると、いきなり店員さんがそのできたてを1コくれる。
で、可及的速やかにふわふわのドーナツをモグモグしつつ、ドーナツをチョイス。
しかし、初めて行った時にはちょっと驚かされた。
店員さんが尋ねるのだ。「Half dozen? One dozen?」
えっと、1コ2コ単位じゃなく、6コ、12コ?
ホントは1コ2コで買えるのだが、まあそこは肥満大国アメ〜リカ♪
みんなとんでもない数をぺろりと平気で平らげるから、
店員さんも普通にダース単位で訊いてくるのだ。


しかし、ドーナツの種類は豊富だし、何せできたてのふわふわだ。
6コ買っても、ほんの30分のドライブの間には、なくなっている。
用を済ませた後の帰り道、気づくとお店でドーナツをまた買い込んでいる。
ほら、何せ種類がたくさんあるから、食べてないヤツを食べないといけないし…
まあ、そうやって、ブクブクと太ったりするのが難点だが、それはあくまで別の話。
甘党にとっては、まさしく至福のひとときが訪れるのだ。

心配としては、バーガーキングの〝二の舞い〟にならないか、ということ。
日本流のアレンジを加えたマクドナルドなんかと違い、
アメリカで食べるのと、ほとんど変わらない味で提供されていたバーガーキングだが、
ワッパーのボリューム感とか、いわゆるアメリカンな感覚が、
日本の消費者にマッチしなかったらしく、数年で撤退となってしまった。
個人的にはどこよりも大好きなハンバーガーチェーンだったので、
とても残念な思いをしたものだが、このクリスピー・クリームもその点では危険だ。


日本が誇るドーナツチェーン、ミスドだって、
考えてみれば甘くないドーナツや中華点心、数々のおまけで、
消費者の関心を引いてきた部分が大きいし、
いわゆるアメリカ風(無論、デリとかの大甘ドーナツとは一線を画すが…)のドーナツが、
どこまで日本に受け入れられるか、ちょっと微妙な部分もなくはない。
提供するのがロッテリア、ということも含め、不安はそれなりによぎる。
日本流に翻訳されたドーナツしか提供されないなら、
それはそれでわざわざ日本上陸させる意味もないから、それも困るのだ。


第2のスターバックスのように、ある程度レベルを落としつつも定着するのか、
(店舗が増えたのはうれしいが、バリスタのレベルがどうも、ね…)
それともマックのように〝日本法人はまったく別物〟になるのか、それとも…。
できれば、スタバ程度で何とかとどまってもらえば、と思うのだが、果たして−。