キタは梅田、なにわ餃子スタジアムをのぞく。

mike-cat2006-04-05

http://www.teamnamja.com/ftp/naniwa-gyoza/


大の餃子好きなのに、まだ行ったことがなかったのだ。
というか、ナムコ系の食のテーマパークということで、
まあそこまで期待していなかった、というのも大きいのだが…
まあ、なんばパークスの「なにわ麺だらけ」は、
けっこう好きなんで、もしかしたらけっこう楽しいかも、と期待に胸膨らます。


阪急東通り商店街の入り口、OSビルの3階、
ってそのまんまゲーセンからつながっているのだが、
衛生上どうなの? の悪い予感がそのまんま的中する。
まあ、何というか、まるまる屋台村。
昭和30年代あたりをイメージしているんだろうが、けっこう汚い、暗い。
大久保あたりの屋台村の方がよっぽどきれいかも…、という感じ。


博多鉄鍋餃子は行列しているんで、当然パス。
というか、僕の好みはどっちかというとタマネギ系のひとくち餃子だし…
さて、じゃあ何を食べようかと思うと、意外に店が少ないことに気付く。
10軒、しかないといったら、わがままになるんだろうか。
「博多名物餃子 鉄なべ 荒江本店」
「宇都宮餃子 シンフー」
「信州田舎餃子 蕃龍」
「横浜・海老揚げ餃子 招福門」
近江牛餃子 包王」
「久留米屋台餃子 満州屋が一番」
「大連水餃子 慶楽」
「熊本・とんこつ羽根付き餃子 龍の家」
「四国丸亀 寺岡商店 丸亀すだち餃子」
「奈良・大和魂こだわり餃子 西湖」
ちょっともの足りない感じ。
なにせ餃子なんで、もっともっとバラエティに富んでいても感はあり…


結局、行列とかを見ているとげんなりしてきたので、
「宇都宮餃子 シンフー」のスタンダードな餃子と、野菜餃子、
「丸亀すだち餃子」のおろし餃子&すだち餃子をチョイス。
各屋台で注文を終えると、あとから席まで持ってきてくれる。


まずはすだち餃子が到着する。

http://www.teraokagyo-za.com/himitsu.htm
プラスチックの容器が何とも味気ない、というか湿気がこもってダメだろ…
まずはすだち餃子。
すだちが前面に押し出されているのだが、
使っているのが、地鶏&大根というのが、実は最大の特徴でもある。
あとはすだちを絞り、胡椒をつけて食べる。
意外な組み合わせだが、この淡泊さはたまらない。
まあ、ひと皿とかだと、間違いなくもの足りない。
焼きたてカリカリに、スダチ絞ったら、きりがないだろうな、という一品。
おろし餃子は、やっぱりすぐに食べないともうベチャベチャだ。
これはやっぱり、屋台村というスタイルには合わない気がする。
やっぱりプラスチック容器だとな…、というのを、もいちど感じてみる。
ちなみに「餃子スタジアム(大阪・梅田)激うまグランプリ第1位受賞!!」とのこと。
まあ、そうね、ここでは一番なのかもね… といったところか。


お次は、ってもう最後だが、シンフーの餃子2種類。

http://www.shinhu-jao.com/index.shtml
一度は行ってみたい餃子の街、
というか行ったことはあるはずだが、全然餃子を食べた覚えがない。
まあそんなわけで、こちらで疑似体験としゃれ込んでみるわけだ。
野菜メインの、さっぱりした風味が特徴、というか、ものすごくシンプルな餃子だ。
確かに美味しい。
美味しいんだが、いままで食べた餃子の中でどのくらいにランクされるか、というとよく分からない。
レベルはまずまずなんだが、ものすごく普通の餃子、という感じ。
たぶん、普段着で食べるにはかなりレベル高いのだとは思う。
しかし、プラスチックの容器だし(まだ言ってる…)、評価はまあ保留にしておきたい。
いつか、宇都宮に行った時にでも、その真価を味わってみることにしようかと。


まあ、そんなこんなで餃子はまずまず美味しかったのだが、
天井は低いし、何かゴチャゴチャしすぎの雰囲気がどうにも…、なので、
何か落ち着かず、とりあえず、退散することにする。
餃子スタジアム、積極的にお勧めはしないが、まあおヒマならどうぞ、ぐらいか。
お店全体の薄汚い感じが許せるかどうか、
が楽しめるかどうかに大きく影響してくる部分も大きいと思う。
ラーメン屋の衛生状態にはさほどうるさい方じゃないんだが、ここはどうも微妙だ。