西麻布〝La Reserve〟。

傑作♪



所用のため、帰京。って帰ったのは三日だが。
まずは西麻布にてランチする。二カ月ぶりくらいの
そういえば、ランチは初めてだった。
陽光差し込む中での食事は、とっても素敵♪
お値段も手ごろだし、すごくお勧めだ。


ちなみにランチのプリフィクスでは、メインとデザートが選べる。
まずはイチゴとスパークリングワインのアペリティフ
甘い香り。いきなり食欲のギアが3速、4速へ、って感じ。
で、前菜の盛り合わせ
〝プロムナード 胸はずむ昼下がり
 〜プラトーに彩られた小さなオードブル達 
  ピクニックのバスケットの様に思い思いにお楽しみ下さい〜〟というやつ。
こちらは、ポテトのコンフィ(だと思う)や、
ホタテ、鳥、ウズラ、伊勢エビなどなどがちょっとずつ盛りだくさん。
もうこれだけで、えらくスペシャルな気持ちに、こころが浮き立つ。
また、ひとつひとつが味わい深いんだ、これが。
ただ、記憶力の弱い僕は、すでに1、2種類忘れてしまってるかも。


で、パンは新機軸。生のタイムとローズマリー付き♪
バターやオリーブオイル、そしてオレンジのコンフィをつけて食べる。
危険だ。限りなく危険だ。いや、食べ過ぎてしまうからですけどね。
まあ、ランチだからそこまでボリュームないけど、
これディナーで出されたら、止める自信なし。威張っていうことでもないが…
少なくとも、これ食べるだけでも行く価値あり、とは断言できる。


で、メインに移る。
僕は本日のお勧めの
〝尾長鯛のポワレ 花山葵と菜の花添え〟
で、奥さんが
〝金目鯛と蕪の柔らかな蒸し煮 ルバーブのコンフィチュール〟
これまた、繊細だけど味わい深いひと品だ。
花山葵と菜の花も春を先取りって感じだ。
(いや、ホントはもう旬だけど、気分的な問題で…)
メインのお皿、魚だけだと、軽そうだけど、物足りなくない。
いい感じにおなかが膨らむのはやはり、ソースのおかげか。


でもチーズの入る隙間はあるので、しっかりいただく。
いっつももらってうれしいフレッシュのチーズにイタリア産のはちみつ。
クリーム状のモンドール、パルメザン、名前忘れたが、青カビ系のやつなど。
いつ食べても思うんだが、なんでこんなおいしいのか。
このチーズだけでも一度、きっちりと勉強してみたい今日この頃だが、
いかがお過ごしになってますか、と思考が混乱してみたりする。


続くは〝3つの軽いフルーツ〟
でこぽん、巨峰、いちごの果汁に、ごく軽いホイップを加えた3種類。
これが酸味と甘みがうまい具合に舌の上で混ざり合う。さわやか♪
満腹感が一気にリセットされ、さあ、デザートだ、と気合が入りまくる。


で、デザートは新作で攻める。
〝りんごの薄焼きタルト ラヴェンダーのアイスクリーム 苺と金柑のサラダ〟
奥さんは
〝チョコレートとエスプレッソのラザーニャ シナモンのムースリーヌ〟を注文。
タルトとアイスとフルーツサラダ、桃源郷の世界ですな。
もう薄焼きタルトの香ばしさと、ラヴェンダーのさわやかな香り、
そしてイチゴ&キンカンの芳潤な味わい…
僕はキンカンパッションフルーツを間違えたアホたれだったりするのだが、
それでも、おいしかったから許してたもれ…
ちなみに、チョコレートのラザーニャには、
ミートソースとかベシャメルソースは入ってないのでご安心を。
ちょいと奪って喰ろうたが、これまた、うっとりするような味わい♪


あとはこれまたさっぱりの季節のハーブティーとミニャルディーズ。
6、7種類から好きなだけお茶菓子をいただけるのだが、
ちょっと照れくさくて3種類だけもらった。
フランボワーズのゼリーと、コーヒーゼリーをビターめのホワイトチョコレート
軽くシロップ漬けにしたイチゴとか、クッキーとか、ああ、いくらでも食べたい…