東中野の南インド料理「カレーリーフ

こちらがチキンカレーです♪



おとといの夜が、青山の「リヴァ デリ エトゥルスキ」、
http://www.ginori.co.jp/open/restrant/0203/body.html
昨夜が、銀座「ISOLA blu」と、
http://www.isola.st/blu/index.html
僕にしては珍しくイタリアンが続いたので、今夜はカレーにしてみた。


ああ、ちなみに「エトゥルスキ」は料理、すんごくおいしかったですよ。
ただ、サービス面は考慮ありじゃないですか?
エノテカのお店なのにワインの案内がもたついたし、
一人だけ一品多いので、早めのサーブをお願いしたのに、聞いてないし。
それと食後のお茶、そこそこ値段取るんだから、ちゃんとポットで下さい。
ああ、料理は文句なしにおいしいっす。それは強調しときますが。


「イゾラ・ブル」は売り物のピザがやっぱりおいしい。
クワトロ・フォルマッジだったかな、4種類のチーズのピザは絶品かも。
ルッコラマルゲリータに載せたのは、
まさにほんの一瞬でいいから、ルッコラにも熱通していいんじゃないか、と。
何か雑に載ってる感じで、ちょいと興ざめしたかな、と寸評してみる。
何て偉そうな態度、って感じだけど、ま、単なる感想と言うことで。


で、結局カレーにたどり着くまでにけっこう行数を割いてるが、
東中野南インド料理「カレーリーフ」。すみません、ただのご近所グルメ。
http://homepage1.nifty.com/curryleaf/
しかし、ここのカレーには、確かな特色もあるし、何よりおいしい。
ホントは、南インドの定食、というか定番メニューのミールス、がウリの店だけど、
これは要予約なんで、まだ食べたことない。ま、そのうち。


まずは僕的には定番、と思ってる、ラッサムスープ。
トウガラシと黒コショウの効いたトマトスープだ。
一般的な基準でいけば、かなり辛い方だけど、いわゆる食欲増進系。
その辛さが食欲がさらに沸き立ててくれる。
「さあ、食べるわよ」って感じで。何でオネエ言葉で話すんだ。
あとはピクルスのサラダ。これはやっぱり必須の一品でしょ。


ライスは、ジャポニカ米の胚芽米を使っているのが特徴。
僕はインディカ米大好き人間で、カレー以外でも食べたい派なんだが、
胚芽米を使うことで、サラッとした食感と、日本人にとっての食べやすさを実現してる。
店主さんのこだわりだとか。ふむふむ、と納得。
お米自体の炊きあがりも、すごく気を遣ってるのがわかるので、好感度も高い。


あと、ごはんにかけるスペシャルふりかけ、みたいなのも頼んでみる。
「ポディ」というらしい。
オリーブを使ったピクルスを練り込んだペースト。
顆粒状のココナッツを軽くあぶったやつ。
それと、澄ましバターの「ギイ」。
これについては、オリーブが嫌いだと、もうきついかも。
サブウェイではオリーブを抜く僕だけど、これはなかなかおいしかった。
風味が強烈なんで、あんまりカレーの味がしなくなるのは、考えものだけど、
これはこれで、満足感の高い一品。万人にお勧めではないけどね。


あとはローティも食べてみる。乱暴な言い方すると、無発酵のナン。
全粒粉を使ってるので、とっつきにくいけど、かみしめると味わい深い。
ちなみに、ベーシックなナンもありますのでご安心を。
ちなみに、が続くがナンがおいしい店は、東中野の線路挟んで反対側、
アフガニスタン料理「パオ・キャラヴァン・サライ」がたまらなくおいしい。
http://www.pao-higashinakano.com/
これに、ヒツジとか使った炒めもの、カラヒィを合わせれば無敵。


また、話題がそれたが、お題はカレーだった。ここまで長かった、ホント。
カレーは3種類。舌休めのヨーグルト、ダヒもつけてみる。
まずは骨付き手羽元がほろほろと崩れるチキンカレー。
やや辛め。何種類かのコショウが印象的だ。
以前、もっと辛くして、とお願いしたことがあったけど、
トウガラシ系の辛さではないので、バランスを考えてか、
必要以上には辛くしてもらえなかったけど、
スパイスの味わい、風味がとても深い逸品だっりする。


あとはチキンのキーマカレー。こちらはココナッツ系。
辛みは一瞬舌を刺激するけど、後に残るヒリヒリ感がないのがうれしい。
チキンの柔らかさと相まって、マイルドな風味。
これまた、〝ごはんがススム君〟(懐かしいでしょ?)なカレーだ。
家とかで食べるなら、下品にグチャ混ぜて食べても素敵かも。
あっ、行儀悪いのバレちゃう…


そして、本日のカレーは、タマゴのトマトカレー。
トマトベースの赤い色が、また魅力だ。辛そうに見えるけど、実は中辛程度。
ただ、辛すぎないけど、トウガラシとコショウはしっかり主張する。
しかし、ナイフでタマゴを切ってみると、ちょっとショックに打ちのめされる。
固ゆで…
いや、半熟卵の黄身がトロッ、てのを勝手に想像した僕が悪かったんだけど、
そうね、固ゆでなんだ。ハードボイルドの世界は厳しいんだね。
ただ、固ゆでの黄身とカレールーのマッチングはばっちりでした。
僕の想像とは違っただけで、おいしかったことは保証付き。
ま、ボリュームなかなかあるから、ちょっと要注意だけど。


デザートには、自家製のマンゴーシャーベットと、
まろやかなスパイスが香るチャイでディナーを締める。
満足のディナー。おなかの膨らみがやや気になるけど、いいとするか。
何しろカレーだからさ、ほら消化にいいし。
こうやって自分をごまかし続ける日は続くのでありました。