満開間近! 大阪城公園梅林


快晴の大阪城公園へ梅を見に行く。
開花情報では7分咲き。見ごろとしては、満開よりむしろ好ましい。
森ノ宮から公園内をだらだらと歩いて天守閣方面へ。
眩いばかりの陽差しにほんわりしつつも、微妙に目がかゆい。
花粉症ではないのだが、さすがにこれだけ花粉が舞うと、異物感でかゆくなってしまう。
不快なブルーテントは見なかったことにして、梅林に向かう。
平日にもかかわらず、かなりの人出だ。
周囲の人の平均年齢を考えれば、まあ平日休日の関係のない人ばかりだが…


「梅林→」の目印に沿って歩いていくと、坂の上から一面に広がる梅が目に入る。

その先に見えるのは大阪城ホール&ニューオータニ大阪などなど…
まあ、ビル群はともかく、なかなかの絶景である。


たくさんの人でにぎわう梅林の中に足を踏み入れると、もう梅天国。
白い梅に、

赤い梅に、

ピンクの八重咲きも。

何でも、約100種、1200本を誇るとか。
北野天満宮も見事だったが、集中度と花ぶり、ボリューム感はこちらが上か。


天守閣を臨むアングルも、これまたグッとくる絶景。

本気で写真を撮り始めたら、美味しい構図だらけで、時間がいくらあっても足りなそうだ。
接ぎ木をした関係なんだろうか、白い花とピンクの花が同じ枝に咲いている木も。

写真では上手に撮れなかったのだが、
ひとつの花に白とピンクの花びらが混在している花もあって、不思議なものである。


そんな梅づくしだった本日のベスト梅が、この「豊後」。

花びらのうっすらとしたピンクと、濃いピンクの花被のコントラストが絶妙。
花ぶりも、枝とのバランスも思わずうっとりしてしまう逸品だった。


そんな梅にうっとりしまくって、梅林を抜けると、そこには大阪城ホール
GLAYのライブがあるらしく、そこにはまったく違う人種がたむろしていたりする。
この急激な変化は、ちょっと戸惑うくらい。
あとはニューオータニのイケてない、というか、
どこの田舎ホテルかと見紛うようなランチにやや閉口し、大阪城公園から帰路についたのだった。