早咲きの梅@北野天満宮&京都御苑


暖冬ということもあってか、早咲きの梅が満開見ごろとのこと。
この冬には珍しい、冷たい雨の中、京都は北野天満宮へ出かける。
京阪出町柳からタクシーに乗ること約10分ほど。
雨に加え、まだ季節には早いせいか、土曜日にもかかわらず、人出はちょぼちょぼ。
鳥居をくぐると、さっそく七分咲きの白梅がお目見えする。

近づくと、梅特有の甘い香りが鼻をくすぐる。
梅見気分が早くも盛り上がるというものだ。


梅苑入り口を横目に境内へ足を踏み入れると、
紅白の梅があちらこちらに散りばめられている。
さすが50種約2000本の梅の名所。見応えは十分。
宝物殿手前の牛とピンクの梅がとても見事。

白梅の可憐さに目を惹かれつつも、

紅梅の鮮やかな色合いも捨てがたい。

入場料500円也の梅苑に足を踏み入れると、しだれ梅が登場。

茶屋で茶菓子付の梅茶と、団子などをいただきつつ、梅を楽しむ。

圧巻とまでいかないが、これだけのボリュームがあると、満足感は十分だ。


雨足が少し強くなったので、六本木ヒルズにもある「TOFU-CAFE FUJINO」でお昼ご飯。
「ふんわりおとふのおぼろ丼」&「湯葉たっぷりのとろとろ丼」をいただく。
どちらも官能的な食感が楽しく、なかなか軽い感じで腹が膨らむ。
スイーツは豆乳プリンなど4種類をいただいたが、ちょっと甘さがきつめかも…


雨足がやや弱まったので、タクシーで京都御苑へ向かう。
烏丸一条あたりから、京都御所を横目にズイズイと進むと、
まずはまだつぼみだけの桃林、それを越えると梅林へたどり着く。
こちらはまだ開花前の梅がほとんどだが、中には三分咲き、五分咲きも。
早咲きの紅梅が一本だけ満開で、これはなかなか見事。

そして、もう少し進むと、こんどは紅白の梅がそろい咲き。

北野天満宮にも紅白が並んでいる場所はあったのだが、
あちらはヘンな饅頭の看板が立て掛けてあって、雰囲気ぶち壊し。
こちはなかなかきれいな並び方で、本日のベスト梅賞をさしあげたい感じ。
寒い中、わざわざ出かけた甲斐はあったかな、と満足感を胸に大阪への帰路につくのだった。