万博記念公園でお花見第1弾。

mike-cat2006-04-09



第1弾といっても、京都はここ数年けっこう行っているし、
ことしはあと、吉野公園を着々と狙っているくらいなのだが、
何はともあれ、ことしの桜始め。
ああ、裏の神社で咲いているやつは別、ね。
あれもきれいだけど、何せマンションの窓から見えるわけだし…


豊中で友人の出産見舞いを終え、モノレールで万博記念公園へ。
先日、仕事で万博へ行った際も見えた、
モノレールの車窓からの桜の風景は、この日も見事だ。
午後に入ってちょっと花曇りっぽい天気となったせいか、
駅を降りると、早くも帰宅の途に向かう群集とぶつかる。
これが文字通り、ぶつかる、なのだ。
通路は左右に仕切られているのに、両方とも人混み、
それも人数にものを言わせて、道を開けてくれない。
その上、全然前を見ていないのか、よけてもぶつかってくる。
梅田の地下街なんか顕著だが、ホントいかにも大阪っぽい…


まあ、そんなことはともかく、意外に長い道のりを経て公園内へ。
おなじみ、岡本太郎太陽の塔が目前に迫る。
遠目には何度も見てきたこのオブジェだが、
やはり目前で見ると、その大きさに圧倒される。
「よくもこんなムダなものを…」の感もあるが、
70年の万博開催当時は、そんなこと誰も思わなかったのだろうか…


桜はモノレールから見たほど、密集した感じはない。
そこかしこにぽつりぽつりと、桜並木が点在する感じだ。
申し訳ないが、千鳥ケ淵とかの圧倒的な風景と比べてしまうと、だいぶ見劣りする。
まあ、そこまで期待していなかったので、別にがっかりもしないのだが…


で、この日まで「万博さくら祭り」が行われる一方、
前日からは「チューリップフェスタ」と「ポピーフェア」というのが開催されている。
チューリップはベランダで、ポピーも千葉から送られた花束で、
すでにけっこう楽しんではいるのだが、やっぱり一面に咲き誇る姿は見たいもの。
まずは「チューリップフェスタ」に足を運ぶ。

すでに咲いている品種は2、3種類とやや少なめ。
一応、ポスターとかには12万本と書いてあるのだが、
まだ咲いていないエリアも相当に広く、どう多く見積もってもみても1万本か?
まあそれでも、うちでちょぼちょぼ咲いているに比べれば圧巻だ。

ここから一度、桜並木に再び戻る。
しだれ桜や、ピンク色の強い品種を眺めるエリア。
やはり曇りということで、微妙に色めが薄暗い感じになってしまっているのが残念。

ここから再び公園を縦断し、「ポピーフェア」に向かう。
段々肌寒さを感じる中、遠い遠い道のりをひたすら歩く。
ようやくたどり着いたところに、広がっていたのは、
いちめんのなのはな、いちめんのなのはな、いちめんのなのはな…

あれ、ポピーは? と思って見回すと、こちらもどうも早過ぎたらしい。

一応、菜の花の向こう一面に、ポピー畑が広がっているのだが、
これがまたどうにも、つぼみだらけで、花はポツリポツリ…
かなり失意に打ちひしがれ、再びエントランスに向かう。
途中、森の中に納豆臭が漂うエリアもあったりして、これまたどうにも…
そんなこんなで、ちょいとショボめの桜はじめとなったが、
帰り道で振り向くと、太陽の塔をバックに桜が咲いているエリアもあって、
まあこれはこれで、なかなか楽しめたんじゃないか、と一応納得。
混雑も予想される吉野に向け、とりあえずさくら気分は盛り上がるのだった。