祝! 芥川賞・直木賞
芥川賞が絲山秋子「沖で待つ」
直木賞が東野圭吾「容疑者Xの献身」との吉報が届く。
5日のブログ(http://d.hatena.ne.jp/mike-cat/20060105#p1)で、
勝手に希望を書き散らしていたのだが、珍しくその希望通りの結果。
東野圭吾の歓びと皮肉に満ちたインタビューに笑ったり、
初めての絲山秋子の肉声(テレビではあるが…)に「へえ」と思ったり…
どんなに選考委員がどうにも…な方々であろうと、
やっぱり歴史あるこの賞の重みっていうのは、格別なのだろうな、と。
芥川賞、というものの権威を一方的に妄信するつもりもないが、
大好きな作家が何らかの賞を受賞する、というのはわが事のようにうれしい。
特に、今回受賞の2人については、
むしろ「まだ、受賞してなかった」ということが不思議な2人。
まさに遅ればせながら、ではあるのだけれど…
「容疑者χ〜」はもう読んだからともかくとして、
「沖で待つ」の刊行はいつぐらいなのだろうか?
受賞作掲載の「文藝春秋」で読むのも微妙だし、
まずは手始めに「文學界」九月号を探しに行こうかな、と。