神戸・元町、熱狂のミッフィー祭り

神戸は旧居留地の大丸に
「50 years with miffy ミッフィー展」を観に行く。
http://www.asahi.com/event/miffy/
http://www.daimaru.co.jp/museum/schedule/kobe/index.html

ちなみにここの大丸、僕は関西で一番好きなデパート。
建物のグレードといい、テナントのラインナップといい、実際の品ぞろえといい、
僕の知る限り、関西では唯一無二のレベル、だと思う。
居留地あたりに広がる、ブランドの路面店(大丸のテナント多し)も含め、
ある意味ランドマークとして、街を創り上げているのも、好感が持てる。
関西だと、心斎橋、京都の両大丸も悪くないけど、新しさも手伝って、ここが一番。
むろん、あの大震災がなければ、
こんな再開発も無理だろうから、複雑な感もあるのだけれども…


で、ミッフィー。僕も好きなんだけど、おくさまが大ファンなのだよ。
デパートに入って、おくさまいきなり大感激。
「卒倒しそう」と、ホントにくらくら揺れ動いてる。
入場券売り場のおねえさんも、ミッフィーの特製ぼうしと、特製Tシャツ着用。
まあ、ちょ〜かわいい♪。たまらない。
係員のおひとりが、ちょっとボリュームのある方で、
特製Tシャツのミッフィーがかなり伸びているのには、苦笑も出たけど…


入るともう、頬ゆるみっぱなしだ。
かわいい。とにっかく、かわいい。
生誕当時のまるで落書きみたいな(!)ミッフィーにも味があったりするし、
その後の変遷もこれまた、とても味わい深い。
そして何よりも、ディック・ブルーナが、実際にミッフィーを描くところ。
あの一見単純に見えるミッフィーの絵が、
どれだけ繊細な線によって描き出されているか、あらためて実感させられる。
そして、あの絶妙な目、口の位置のバランス。
ミッフィー展のプログラムで南伸坊が、面白い実験をしている。
こちらも一見の価値あり、といっていい。


さらに、今回の展覧会に向けて書き下ろされた、王冠ミッフィーが最高だ。
最初の写真に載せた、片耳にだけ王冠がかかっているやつ。
たまらない。きゃ〜〜〜〜、と叫びたくなる。
30ウン歳のオトコとは思えない反応なのは、承知の上で、ではあるのだが。


出口にトラップが仕掛けてあるのだよ。出口に。
ミッフィー・グッズ展示即売。
昨年、新宿の三越(現ロフト&ジュンク堂ティファニー…)でも、
ミッフィー・グッズの販売やってたんだが、今回は50周年記念グッズ勢ぞろい。
王冠ミッフィーを始め、50年間の変遷にまつわるグッズとか、たまらん品ぞろえだ。
おくさまはまたもや卒倒直前。
まあ、せっかくなので、欲しいものを片っ端からカゴに入れていく。
しかし、たぶん2、300種類ぐらいあるグッズは、いくら買ってももの足りない。
泣く泣くあきらめたり、無理矢理納得したりして、40数点ぐらい、5万円弱で我慢する。

これだけ大人買いしたら、我慢する、とはいわない気もするが、まあよしとする。
レベルはともかく、何らかの我慢した、という事実が大事。
よし、マインドコントロール終了。やましさを払拭した。
本日いちばんのお買い物は、500セット限定、
シリアルナンバー入り、ミッフィー変遷フィギュリーン。15000円税別、也。
しかし、コレ見たら誰だって買うよ…、というくらいきゃわゆい。たまらん。

両手いっぱいのミッフィーを抱え、南京街へ夕食を食べに行く。
水餃子とか、ヘンなスナック・ラーメンとか…
水餃子の「上海餃子」。
http://www.restaurants-news.com/shokudogai/2004/12/7.html
お味はまずまずだが、とにかく店主がうるさい。
解説をしてくれる気持ちはうれしいんだが、食べてる時には静かにしてね。
あと、香菜の餃子、日本人向けに香菜を軽めにしてるのかな。
全然香りが足りないよ。これはかなり不満。
バジルの餃子、というのもサービスしてもらったんだが、全般的に香りに対する気遣いが不足だ。
特製スープとかの自慢もちょっと過剰だし、ちょっと…、だろうか。
基本的なスタンス自体は評価したいので、今後の改善を望みたいな…、
って、ちゃんと指摘もしなかったクセに、こんなことを書くのも微妙な気がするけどね。