前日より大分出張、本日早くに帰阪する。

mike-cat2005-07-11

集中豪雨で災害も巻き起こる中、まったく関係のない仕事。
何だか、被害にあった方に申し訳ないなぁ、という気持ちも抱きつつ、
ホバークラフトに乗って、大分空港へ向かう。
どうでもいいが、ホバークラフト揺れすぎだ。何とかしてくれ。


大分空港のおみやげは、
かぼすだとか、城下カレイだとか、関サバ、関アジなど、もろもろあるのだが、
空港で買ってもな…との思いが捨てきれず、ジャムにする。
この空港、なぜか知らないが、しっかりした作りの食品を置いてる。
ジャムに限らず、トマトケチャップとかもあるのだが、きょうはジャム。
ペクチンだとか、混ぜ物たくさんのジャム嫌いの僕としては、
ここのジャムを見逃して、大分空港を飛び立つわけにはいかない。
まずは、大分・国東半島で採れたれんげ蜂蜜と、
スペイン・アンダルシアで採れたブルーベリーでできた近藤養蜂場〝ブルーベリーハニー〟。
さらに、由布院・食工房風曜日の〝人参りんごジャム〟を購入する。
どちらも、余分な添加物・保存料などはまったくなし、だ。


ブルーベリーハニーは、先日もストロベリーハニーとともに買ったことがある。
蜂蜜独特の嫌みなえぐみはまったくなく、
完熟ブルーベリーの風味と絶妙にマッチしたジャムに仕上がっている。
人参りんごはお初なのだが、色合い的にもものすごくそそる。
いまから開けるのが楽しみでしかたない。


実は、とてもジャムが好き。
一時期米をまったく食べない生活をしていたせいもあって、
パンにつけるジャムには、凝りまくった時期があった。
(当時は、油脂も一切使わなかったので、バターもなし)
その当時、日本にディーン&デルーカが上陸したりしたもので、すぐに暴走。
http://www.deandeluca.co.jp/
で、ここのはお値段もなかなか、というか洒落にならないため、
もう、一時期は冷蔵庫の数種類のジャムだけで、軽く万単位、なんてこともあった。


当時からのお気に入りは、マウンテンフルーツ社の〝ルバーブ&ストロベリー〟。
ルバーブ、いわゆる大黄(ダイオウ)だったりするのだが、
このルバーブがとても好き。
ここのは、イチゴの酸味と、ルバーブの風味が絶妙にマッチしてて最高に美味しい。
あと、以前伊勢丹のフェアで買った、
赤と白のチェック柄のついたフランス製ルバーブのジャムがたまらなく美味しかったのだが、
こちらは名前を失念、というか、覚える間もなく食べきった。
いま現在開いているのルバーブは、「なかたに亭」のリュバーブ(表記が違う)なのだが、
こちらはどうにも甘すぎて、なかなかなくならない。
ここのカシス、ブルーベリーなどを使った〝黒い果実のジャム〟はかなりいけるのだけど…


もひとつよく買っているのが、
サラベス・キッチンのフルーツ・スプレッド〝ストロベリー・ピーチ〟。
ここは、19世紀から同じレシピで作っている、というのがウリ。
これは糖度も低く、自然な甘みがたまらない。
日本の販売者が貼ったシールに〝ジャムと呼ばないで!〟と書いてあるのが笑える。
ちなみに〝ピーチ・アプリコット〟もたまらない。
あと数種類、好きなブランドのがあるのだが、いつも通り名前を失念。
ディーン&デルーカに行かないと、思い出せない。
そうそう、渋谷のブーランジェリー、ヴィロンで売ってるジャムも、
これまた美味だったりする。


こうして、並べていくだけでも、買い物に行きたくてウズウズしてきてしまうのだが、
ただ、最近はジャム集めも、なかなか難しい面がある。
大阪でこういうのを探すとなると、なかなか大変なのだ。
(いや、僕がまだまだ大阪のお店に不勉強なせいもあるのだが)
どこそこに行けば、これは売ってるけど、あれはあそこに行かないと…、という感じ。
出張先とかでまめに買っておかないと、「ああ、ジャムがな〜い!」ということになる。
ちなみに現在開いているのは、先日東京で買って帰った、
ティー・トゥギャザー」のレモン・ママレード
それに前述のなかたに亭リュバーブ
あとは、国産ピーナツバターと、〝黒い果実〟がなくなったばかり。


いよいよ、待機中のジャムに手をつける時が来た。
まずは、沖縄で買ってきた石垣島・川平ファームのパッションフルーツがある。
こちらはビンも小さいし、あっという間になくなってしまいそう。
ああ、あの酸味を想像しただけで、唾液がこぼれそうだ。
ママレードは、「ティ・トゥギャザー」食べた後になりそうだが〝本命〟が待機中。
イタリアはシチリアママレード、「マルメターラ・アランチェ」。

これは、完全にオレンジのコンフィチュール。
ラ・レゼルヴに行くと出してくれるやつと、同じ感じだ。
もっとも、レゼルヴではフレッシュのハーブもつけてくれるのだけれど。


きょう買ってきたふたつと合わせ、悩みは尽きない。
まずは美味しいパンを買ってこないとね♪
といろいろ考えているうちに、飛行機は大阪・伊丹空港へ到着。
ビンをカチャカチャ鳴らしながら、
(というか、ちゃんとしまおうね)家路を急ぐのだった。