散歩の季節がやってくる♪

お泊まりはこちらでした♪

ようやく、歩いただけで汗だくになる、困った季節が去りそうだ。
いや、嫌いじゃないんだが、汗かいた後がベタベタしてイヤ。
歩くの大好きなのに、うかつに歩けない。
ほんとは毎日、1時間から2時間歩きたいんだが、
30分歩いたりしたら、もう全身びちゃびちゃだ。
歩くのをダイエットの一環にしてるのもあって、
そんなわけで、夏は非常に困る。


でも、いまはもう秋。誰もいない海♪ に行く予定はないけど、
比較的、歩いても大丈夫な季節になりつつある。
夏のひずみを解消すべく、歩く決意を固めた。
そんな気持ちをぶつけるべく、だらだらとつまみ読みし続けた、
梶原有紀子「大人の東京お散歩マップ」を読み終えた。ISBN:4331509656
福岡出張に来たにもかかわらず、だ。
この脈絡のなさ。まさに「何も考えていない」だ。
まあ、それでも中州の方から、天神、大名・赤坂界隈まで歩き回って、
お散歩はしたんだが…。だから、本については後述する。

福岡、大好きな街だ。たぶん、国内なら東京と双璧。
歩いていける範囲内、の集中度を考えると、
東京全体の絶対的な物量、種類の差はともかく、
東京の特定の一つの街より、むしろ上、かも知れない。


お洋服に限らず、種類とか量では東京にかなわないものの、
そこはかとなく、センスが感じられる品ぞろえも魅力だ。
並んでるお洋服のセンスは、神戸と張るんじゃないかな、と思う。
で、大名、赤坂界隈で見れば、
東京の青山・表参道とか、銀座・丸の内で買い物するより、
ずっとお手軽に色んなブランド、色んな系統のお洋服が見られる、とも思うし。
違ったら、ごめんなさい。


何より感じるのは、女のコのおしゃれさん度が、非常に高い。
別に高い服でもないんだろうが、かわいく着こなしている。
そこらへんは、ワケわかんない人も玉石混交の東京とは全然違う。
だから、歩いててももちろん楽しいし、
買いもしない洋服を眺めるだけでも、なかなか楽しい。


まあ、ざっけないものも含め、お魚やモツや餃子など、食べ物が非常においしい、とか、
ホテルの水準がけっこう高い割に、料金は東京の3分の1くらい、とか
(だって、グランドハイアットが、安い時1万2000円くらいだもの…)
ほかにも理由はたくさんある。
以前、2年住んでいたこともあるのだが、
福岡ならまた、ずっと住んでみたい、と思っている理由に、本屋さん事情がある。
ジュンク堂丸善福家書店紀伊国屋書店などが、
歩いて3分圏内に集まっていることで、比較的本を買いやすい。
以前はさらにリブロもあったから、
状況的には本屋さん事情個人的ランク1位の池袋に続く地位にいたくらい。


関西も含め、ほかの地方だとこうはいかない。
関西の人、ごめんなさい。
でも、出版物に関しては、やはり東京の足元にも及ばない、と思う。
別にそれで街の価値を語る気はさらさらないが、
本屋をだらだらのぞいて回るのが、最大の暇つぶしの僕にとっては、大事なことなもんで。
その、本屋だらだら、が満足いくまでできる、数少ないほかの都市が福岡なのだ。


でも、福岡への愛を語り始めると、きりがないんで、このへんで…
いつか、福岡を舞台にした小説でも読んで、また語ろうっと♪
まあ、そんなわけで、二カ月ぶりくらいの福岡だらだら歩きを堪能した。
あーあ、まとまりがない。