2005-04-07から1日間の記事一覧

黒川博行「左手首 (新潮文庫)」

前日の「さくら」からの口直しを期待、である。 人工甘味料と化学調味料で作った料理を食べた後、 みたいなもんだから、クセの強い料理が必要だった。 「疫病神」「国境」に連なるような、ノワール短編集だ。 「文福茶釜」でも見られた、さまざまな〝手口〟…