2005-01-12から1日間の記事一覧

久坂部羊 「破裂」

怖い本だった。それも、薄ら寒い怖さだ。 ロビン・クックの小説を思わせる、医療スリラー、というところか。 刺激的なオビに、反感と、かすかな納得を覚え、思わず手を取る。 「医者は三人殺して、初めて一人前になる」。 何で〝納得〟かというと、 最初、こ…