機内映画で〝WILD HOGS〟(「団塊ボーイズ」)

mike-cat2007-10-16



帰国便が運よくビジネスにアップグレード。
喜びついでに、画面もすこし大きくなったので、
機内映画も見てしまおうと、まずは、
日本公開が何となくあやしげなこの1本をチョイス。


〝FOUR GUYS FROM THE SUBURBS
HIT THE ROAD…AND THE ROAD HIT BACK〟
すっかり生活の臭いがしみついた4人の中年バイカーが、
珍道中を繰り広げるうちに、とんでもないトラブルに巻き込まれる。
出演は「ギャラクシー・クエスト」http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=28621:title=トイ・ストーリー」](バズ・ライトイヤー)のティム・アレン
「ヘアスプレー」「パルプ・フィクション」ジョン・トラボルタ
「ファーゴ」「マグノリア」のウィリアム・H・メイシー、
「バッド・ボーイズ」「ビッグ・ママス・ハウス」マーティン・ローレンス
4人組と出会うヒロインには、
「いとこのビニー」「N.Y.式ハッピー・セラピー」マリサ・トメイ
監督は「アンラッキー、ハッピー」のウォルト・ベッカー。


シンシナティに住む4人の中年男が西海岸へのバイクの旅に出た。
歯科医のダグ=アレンに、現在破産中のウッディ=トラボルタ、
オタク系プログラマーのダドリー=メイシー、妻の尻に敷かれるボビー=ローレンス。
「ワイルド・ホッグス」を名乗った4人組は、
衰えつつある体にムチを入れ、過酷な道のりを進む。
だが、あるバーに足を踏み入れた4人は、
そこで悪質バイカーのジャック=レイ・リオッタらのグループとひと悶着。
大きなトラブルに巻き込まれた4人組の運命は…


よくいえば肩の力が抜けた、コメディらしい雰囲気ともいえるが、
主演級の大物を4人集めた割には、ややゆるい印象は否めない。
まあ、笑える場面はそこそこ多いし(特にメイシー!)、
イカーの神様ともいえる、あの名画のあの人も登場するし、
最近では「大人のいい女」の象徴ともなった、
マリサ・トメイがらみのエピソードもけっこういい感じで進行する。
でも、何だかグッと盛り上がるような感じは正直ない。
何というか、「まあ、こんなもの?」的な予想をよくも悪くも裏切らない。


メイシーがお好きなら、お勧め度はグッとアップするが、
トラボルタ、もしくはローレンス目当てだとやや苦しいかも。
日本ではいつまで経っても理解されないティム・アレンはまあまあ。
僕の英語力ではわからないギャグやネタもあるだろうから、
その分を考慮にいれたとして、「まあ悪くない」程度だろうか。